航空会社によって違う燃料サーチャージ
皆さんも、これから飛行機を利用して海外旅行に出かける予定はありませんか。
その際に、注意が必要なのは燃料サーチャージです。
このところ、燃料価格は低下傾向にありますが、燃料サーチャージに反映されるまでに時間差がありますから、逆に値上を実施した航空会社も多くあります。
利用者にとっては、思い負担を避けることはできませんが、少しでも軽くすることが可能です。
旅行の費用を節約するためにも、トラブルになるのを避ける意味でも、まずは燃料サーチャージの仕組みを理解してみましょう。
燃料サーチャージというのは、燃料価格が値上がりに転じた際、各航空会社が国際線の運賃に上乗せする費用のことです。
この費用については、各航空会社が独自に決めるようになっていますが、国内発着便の場合には、原則的に四半期ごとに見直しが行なわれます。
この燃料サーチャージを少しでも節約しようと思ったら、海外の航空会社も含めて比較したうえで、安い航空会社を利用することだといえます。
燃料サーチャージは、基本的には移動する距離に比例して増える仕組みになっていますが、香港の航空会社のように政策的に抑えているところもありますし、キャセイ・パシフィック航空のように安い価格を提示する会社もなかにはあるようです。
また、航空会社同士の激しい競争の結果、台湾や韓国などは比較的割安になる傾向のようですね。
注目するところでは、JTBがアエロフロートロシア航空や大韓航空の割安な燃料サーチャージを利用して、ヨーロッパ旅行で航空便をこの2社に確定することができる旅行商品を発売しています。
燃料サーチャージの比較
皆さんは、渡航先別に安い航空会社を調べる際に便利なサイトがあるのをご存知ですか。
比較.comの「燃油サーチャージ比較」というサイトがそれです。
例えば、このサイトで調べてみると、日本−ロサンゼルス間の往復で、航空会社によって約4万円もの差があることが分かりましたよ。これは10/17時点でのお話です。
予約時の比較でチェックするポイント
皆さんも、燃料サーチャージで損をしないために、予約をするときには下記の事柄を確認してくださいね。
@パンフレットやポスターの表示はどうなっているか。
Aパッケージ商品の航空会社が「未定」の場合。
B共同運航(コードフェア)便は?
C子供連れで旅行する場合の燃料サーチャージは?
D発券や決済がされる時期について。
今のところ、旅行商品のパンフレットやポスターを見ても、燃料サーチャージを含めた総額を表示してるものと、表示していないものが混在している状態です。
なので、記載されている表示額が総額かどうか必ず確認するようにしてくださいね。
※国土交通省の通達により、今後は総額表示が増える見込みになっています。
ツアー商品で航空会社の「指定」と「未定」がある場合は、注意が必要です。
旅行料金だけでしたら、通常は「未定」の方が安くなりますが、総額で見た場合には燃料サーチャージの安い航空会社を指定した方が安くなるケースもあるそうです。
「未定」を予約される方は、総額で「指定」を上回ることがないかどうか、窓口で確認するようにしてくださいね。
つい見落としがちなのがコードフェア便のケースですね。
どちらの航空会社で航空券を発券するかによって燃料サーチャージが変わってきますから、利用者側で選ぶことが出来る場合には、安い方で発券するようにしましょう。
さらに、子供が一緒の場合に確認した方がいいのが子供料金の扱われ方です。
なかには、座席が必要のない子供でも、大人と同じく燃料サーチャージを要求する航空会社もあるそうですから、これも確認することですね。
航空会社の比較をする場合は、家族全員の総額でするようにしましょう。
燃料サーチャージというのは、原則的には、航空券の発券時点で値段が適用される仕組みになっています。
値上げされる場合だとその前に、反対に値下げされる場合だとその後に、発券するのが有利にはなりますが、パッケージ商品などの場合には、予約をする時に確定しないこともあります。
ですから、最高でいくらくらいになるのかも前もって確認しておきましょう。
燃料サーチャージの基本知識
@航空会社によって値段が変わります。
A基本的には、四半期ごとに値段の見直しが行なわれます。
Bファーストクラスでも、エコノミークラスでも、どのクラスの席でも値段は共通です。
C航空会社によっては、席が必要のない子供でも、大人と同額の請求をされることもあります。
D値段が適用される日は、原則として発券される時点となります。
Eコードシェアの場合には、どちらの航空会社が発券するかによって値段が変わります。
F旅行をキャンセルした場合、予約した商品が総額表示だと燃料サーチャージの分もキャンセル料が掛かります。